| 【NGEO ピックアップ！#2】カーボンダイエットを御存知ですか？ |
こんにちは！今月もナショナル ジオグラフィック最新号から気になる記事を御紹介させていただきます。
【地球を救うために家庭でできること－エコライフ挑戦記】
ある夫婦がダイエットに挑戦しました。
でも体重を減らすダイエットではないのです。
家庭でのCO2排出量を減らす「カーボンダイエット」なのです。
本誌編集者がエコ生活をめざし奮闘する様子を追いました。
"地球温暖化"という言葉を耳にしてからかなりの時間が経ちました。
その言葉を聞いても、もはや危機感を感じない人も少なくないかもしれません。
それに急速な経済成長を遂げている中国やインドなどから出るCO2のことを考えると、個人の努力なんて無駄だと言うかもしれません。
果たしてそうなのでしょうか。
家で節約できるほんの少しの電気が地球規模で考えるとどれほど膨大なCO2削減になるかという点を、実際の数字をご覧になってみてください。
この記事を読むと、地球温暖化の原因は人間の産業活動だ、などと大きくひとくくりにしていた今までの考え方が変わると思います。
そして、「カーボンダイエット」によって"今の自分さえ良ければそれでいい"という貧しい考え方を捨てられるかもしれません。
ダイエットとは何かを減らすもの。
でも、本当は何かを豊かにすることなのかもしれません。
NATIONAL GEOGRAPHIC(US) 09MAR 880円（税 込み924円）
記事の中にはカーボンダイエットのために何ができるかたくさん書かれていたのですが、特に家の中での電気をとにかく節約することが勧められています。
例えば、家の中での電気節約のためのアイデアとして、すぐ電気をつけるのではなく懐中電灯で必要な部分を照らすなどが挙げられていました。私個人として、この記事を読んだ後、便利さばかりを追求している自分に気づかされました。電気節約のための方法はほとんどが、かなり手間のかかることだからです…。
ですが、今までパチパチとやたら電気をつけたり消したりしていた習慣を変えてみて気づいた事がありました。日ごろから物がどこにあるかきちんと整理整頓すれば、電気をつけなくても手探りで必要なものがどこにあるかすぐに把握できるということです。
地球に優しい生活をすることで、自分のライフスタイルに手間隙かけてあげるのも悪くないなと思い始めている今日この頃です。
エコライフはまだまだ奥が深そうです。
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| ケリー縫子 (2009/02/24)
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