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【NGEO ピックアップ!#11】もうひとつの地球は存在するのか?-まだ見ぬ生命の惑星
こんにちは!今月もナショナル ジオグラフィック最新号から気になる記事を御紹介させていただきます。

今アメリカで一番話題になっている映画“アバター”。

歴代興行収入1位を守る映画「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督がおくりだした最新SF大作です。
いよいよ日本でも公開されましたね。

この映画では宇宙の遙か彼方で地球人類が発見した衛星パンドラでの出会いと事件を描かれています。
衛星パンドラの美しさ、異星人との出会いを経て、「人間とは何か」というテーマを私達に問いかけています。

そうなんです、やはり多くの人が一度は疑問に思うこと。
それは、地球のような惑星が宇宙に存在するのか、宇宙人はいるのか、ということです。

観測技術の発達に伴って、天文学者たちが太陽系の外にある惑星がを毎週のように発見していることをご存知ですか?

なんとその数、これまでに400個を超えているのです。

当然、学者たちの一番の興味は、そのなかに、地球に似た惑星はあるのか、そしてそこに生命が存在する可能性は?という点です。

 御存知の通り、そのような惑星はまだ見つかってはいませんが、学者たちはその理由をこのように考えています。

そうした惑星は目立たないからだ、と。

恒星が放つまぶしい光の中で、小さくて暗い惑星を見つけるのは至難の業です。
すなわち、これから観測技術を縦横に駆使することで、新たな“地球”を見つけ、生命の痕跡を探ることは、近い将来、可能になるだろう、と。

この特集記事では、太陽系外惑星を発見する最新技術を詳しく説明しています。
光のスペクトルを分析したり、わずかな恒星の輝きの動きをとらえるための技術です。

それらには高度な技術に加え、学者たちの多大な忍耐力が要求されるわけですが、実際に惑星は次々と発見され、それらの研究は見事に成果を挙げているといえるでしょう。

一昔では考えられなかったことが次々と実現する世の中。

あなたはもうひとつの地球の存在を信じますか?それは間もなく発見されると思いますか?
NATIONAL GEOGRAPHIC(US) 09DEC 880円(税込み924円)
ケリー縫子  (2009/12/23)