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各カテゴリーを担当するスタッフが、耳寄りな情報をお届けします。
パリの手芸サロンレポート☆前編
☆☆パリの手芸サロン『L'aiguille en Fête』が開催されました☆☆

2月4日～7日、パリのPorte de Versaillesにて、手芸サロン『L'aiguille en Fête』が開催されました！

こちらのサロン、どれほどの規模かと申しますと、
東京ドームや国際展示場で開催されるイベントと同様のものをご想像いただければと思います。

広～い会場に世界各国からの手芸ブランドさんが大集結！

そして人、人、人。

というよりも、マダム、マダム、マダム!!!でした。

パリジェンヌマダムたちの手芸への熱いパッションを体感して参りましたので、
皆様にサロンレポートをお届けしたいと思います。



パリは依然テロの警戒も続いているので、やはり入場時の検査は厳重です。
会場の外、入口、中、と3回に渡って、荷物やコートの中まで検査されました。
毎度荷物を見せるのは大変ですが、入場者としては徹底してくれた方が安心ですよね。
マダムたちは検査の度に「あら、また～？！」と言って笑っておりました。（警備員さんも陽気に笑いながら。。）

平日の午前中にも関わらず、そこはもう、どこから集まってきたのだろうというくらいの人人人。
東京を思い起こさせます。
手芸好きマダムたちの作る大海といいますか、
荒波といいますか、
その波を乗りこなせなければ酔うか溺れるか、、という世界！



総勢200以上の個性あふれるブランドが出店しており、目移りしてしまいましたが、
会場内でも特に可愛くて人気だったコーナーをご紹介します☆

オートクチュールの刺繍。美しい！習いたい..


＊ゴージャスな金糸刺繍やビーズ刺繍ならこちらを参考に＊
　　　



JAPANカルチャーも会場内で目立っていました！
和紙や切り紙（KIRIGAMI）や縫い道（NUIDO）など。

ヨーロピアンデザインや色使いとは一味違って、艶やかで、洗練された美しさを感じます。

もちろん毛糸、刺繍糸、生地のブランドさんもたくさん。


赤ちゃんや子供用のものは無条件に可愛いですよね～。


フクロウはフランスでは幸運のモチーフ。


ハサミもアンティーク調のデザインが勢ぞろい。


そして豊富なクロスステッチデザインたち！
パリシックな街並み


動物シリーズや日本的なものまで
　


会場ではボタンやリボンも大人気で、
「C'est Joli!（カワイイ～！）」という声があちこちから聞こえてきます。





面白かったのは、会場内に自由参加型の手芸スペースがたくさん用意されていたこと。
　　


「写真？もちろん撮っていいわよ～♪」優しいマダムたち。


他にも「Le Speed Knitting」というコーナーでは、早編み競争も盛り上がっていました。

みなさま、きっと編み物歴何年、何十年という方々なのでしょう。
3分間のカウントが始まると、表情は真剣そのもの！そして早送りで見ているかのような速さ！接戦でした！！



今回のサロンで感じたのは、皆さまお買いものも楽しまれる一方で、
手芸好きな方々との出会い、お喋り、交流を楽しまれているということ。
手芸好きな皆さまが集まれば、
初対面でもあっという間に仲良くなれるのでしょうね。

フランスに住んでいて感じるのは、他人との距離感の近さ。
メトロでもカフェでも、ふとしたきっかけに声をかけあったり、助け合ったりするのが
とてもナチュラルに行われています。

そんなフランスカルチャーが影響しているのか、
人人人！ではありましがたが、決して殺伐とした空気ではなく、
手芸好きな方々の作りだす温かい空気感の中で、
おしゃれでお茶目なマダムたちと、至るところで思いがけない交流を持つことができました。


手芸愛好家の方々に多くご利用いただいているマガジンマートとしても、
「手芸」を通じて、全国の皆さまが交流する機会を長期的に、様々な形で創造してゆけたらと考えております☆☆


以上、パリの手芸サロンレポート☆前編でした。

後編では、手芸サロン開催記念に『フランス手芸ブランドキャンペーン☆』を実施予定です。どうぞお楽しみに！！
ラコット 雅子  (2016/02/19)
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