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ライター:板橋まりえ
Jours d'Anglesの刺し方

Angles-sur-l'Anglinに伝わるドロンワーク、Jours d'Angles(ジュール・ダングル)の刺し方を解説した、全29ページの冊子です。

<刺繍の歴史>
フランス西部にある美しい村、Angles-sur-l'Anglin(アングル=シュル=ラングラン)。Jours d'Anglesは、この村の女性たちの大切な手仕事として、1850年代から受け継がれてきたドロンワークです。
現代になって消えかけたこの技術を守るべく、1981年に協会 l'Association Sauvegarde et rayonnement des Jours d'Angles が設立されました。
2015年には、協会のメンバーで本書の著者であるStéphanie Michaudさんが、MOF(フランス国家最優秀職人章)を受章されました。

<刺繍の特徴>
正方形の Pavé と Tulle で構成されます。規則正しい正方形の並びでできる透かし模様が美しいです。
Pavé: 布の織り糸を一部抜いて正方形に残したブロックを、刺繍糸でかがって浮き立たせます。
Tulle: Pavéよりも細かく織り糸を抜き、残った織り糸をかがって格子状の透かしをつくります。かがり方にはいくつか種類があります。
本書では、基本のステッチのしかたを解説しています。

<本の内容>
・Jours d'Anglesの歴史
・材料の紹介(文章のみ)
・ステッチの種類を写真で紹介
・織り糸の抜き方
・図案の見かた
・ステッチ(Point)の刺し方: フランス語文、手書きのイラスト、写真を使って解説します。基本ステッチ、基本2つを組み合わせたステッチ、応用ステッチで、全5種類。
・大きなモチーフを1つ紹介: 図案と完成品の写真。織り糸の抜き方と各ステッチが施される位置を、工程ごとの布の写真で紹介。
・画像のアルファベットの図案はありません。

本のサイズ: 21 x 21 cm
厚めの紙に印刷した中綴じ製本



正式名: Les jours d'angles, cahier technique

ページ数:29
出版日:2019/01/01
出版社名:La caneterie
著者名:Stéphanie MICHAUD
言語:フランス語

お客様レビュー

想像していたより薄い冊子でしたが、内容は他の本では得られないものでしたので、購入して良かったです。

詳しくステッチの図解と写真がありわかりやすいです。

アルファベットのチャートがあったらなお嬉しいです。

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