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ライター:板橋まりえ
カラー糸でモダンなカテリーナ・デ・メディチ刺繍 16世紀、イタリアからアンリ2世に嫁いだ王妃カテリーナ・デ・メディチ(フランス語読み: カトリーヌ・ド・メディシス)によりフランスに持ち込まれ、流行したと言われる刺繍があります。 これが、ウンブリア州生まれの「カテリーナ・デ・メディチ刺繍(Punto Caterina de' Medici)」です。「プント・マダーマ(Punto madama)」とも呼ばれます。 鳥などの動物モチーフが組み込まれた幾何学模様は、どことなくイタリアの伝統を思わせます。 伝統的なカテリーナ・デ・メディチ刺繍は、主に白色の太糸や目の粗い布を用い、時には布にびっしりと刺します。太めの糸で浮き上がったような仕上がりが特徴的です。 本書では、そんなカテリーナ・デ・メディチ刺繍にカラーの糸を使い、明るくモダンな仕上がりを目指しています。 ※カテリーナ・デ・メディチ刺繍のそのほかの書籍はこちら↓ 『CATERINA DE' MEDICI』 カトリーヌ・ド・メディシス刺繍、カテリーナ刺繍、ホルベインステッチ ページ数:64 出版日:2020/06/25 出版社名:Nuova S1 著者名:Silvana Fontanelli 言語:イタリア語 |