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ライター:山内 恵美子
こちらの本、どこかで目にしたことはありませんか?
クロスステッチや刺しゅう愛好家の皆様は、「ステッチイデー」でご覧になったことでしょう。 そう、「ステッチイデー - 13#19」で特集されていましたね。 本書は、エストニア、ムフ島の手仕事を一冊にまとめた素晴らしい手芸図鑑です。 テクニック別に、作品と図案が並列されており、読者にとって非常に見やすいです。 残念ながら、英語版は絶版とのこと・・・。 ですが、ある作品展に出かけたことで、原版を取り扱うことができるようになりました。大変嬉しく思っています。 本の厚み3cm! エストニア語が読めなくとも、写真と図案が多数掲載されておりますので、必ず参考になることでしょう。 日本でも、エストニアの手芸が紹介された本が出版されていますが、是非、本場の素晴らしい書籍を多くの皆様に手にして頂けたら幸いです。 ◆編み物 P.26-150 細かなモチーフを色鮮やかに編み込んだ靴下や手袋、セーター、帽子など 編み図も掲載されています。この編み図は、クロスステッチでも使えそうです。 ◆刺しゅう P.150-227 民族衣装にほどこされた刺しゅうを1点、1点、パーツごとに紹介します。 クロスステッチ、刺しゅう、ビーズ刺しゅうなど ◆かぎ針 P.228-267 帽子やスカート、靴下や手袋にほどこされたクロシェのフリーズ ◆織物 P.278-291 4つ穴が空いた正方形の板に糸を通し、その板を多数動かしながら、ベルトやバンドを織りこんでいきます。 編みこんでいる風に見えますが、織物の本にこのテクニックが紹介されていましたので、織物といって間違いではないと思います。 ◆刺しゅう P.292-393 色鮮やかなウールの糸で、掛け物や洋服、靴下、靴に花、植物の模様をステッチした作品の数々。 図案を布に転写するのに、歯磨き粉を使っているというのも面白いです。 図案も掲載されています。 サイズ: 32 x 55 cm ページ数:384 出版社名:SAARA KIRJASTUS 著者名:Anu Kabur / Anu Pink / Mai Meriste 言語:エストニア語 |