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ライター:山内 恵美子
世界有数の観光地、パリ。
パリに魅せられる理由は、人そ・れ・ぞ・れ。 私が好きなパリは・・・というと、 市バスに乗って、目的地に行くまでのひと時です。車窓から眺める四季折々の風景が心に残っています。 パリの魅力、皆さんは、どんな所に感じますか?ぜひ、お聞かせください。 さて、そんなパリを舞台にした新刊が、冬の終りにMANGO社から出版されました。 パリの代表的な建物や景色、食、そこに暮らす人々を、フランスのクロスステッチ作家Sophie Heleneさんが描きます。 「VERONIQUE ENGINGER」さんや「HELENE LE BERRE」さんのような繊細なタッチとはまた一味違った、パッと目を引く大胆な色使いやポップアートのような面白さが魅力的です。 中でも、夕暮れ時のオレンジに染まるシャンゼリゼの一枚は印象的です。 Sophie Heleneさんの図案集の一例: 「HISTOIRES DE CHATS - ソフトカバー書籍」 「MINI-MOTIFS HS - ハードカバー書籍」 「NOEL MAGIQUE - ソフトカバー書籍」 「LA MONTAGNE - ソフトカバー書籍」 ページ数:96 出版日:2016/02/16 出版社名:MANGO 著者名:Sophie Helene 言語:フランス語 |
見開き2ページに渡る大きめの図案は、どれも斬新な感じでインパクトがありました。パリの名所特集らしき、60目×80目くらいに収まる小さめの図案8点は、可愛らしくまとまっていてワッペンにしたくなります。
全体にビタミンカラーがポイントになっていて、色とりどりのパリの画は見ているだけでも楽しいです。建物を描いた一色刺し(黒)の図案も1点あり、これもまた良い味があります。