ハードカバー書籍 ハードカバー書籍
ライター:山内 恵美子
*仕入れ方法が異なるので、通常定価に比べ値上がりを余儀なくされております。
ご了承ください。

[◆今月の一冊(2020.3月)◆]
マリ・テレーズさんはアーティスト!一般的な作家さんと図案を起こす手順が大きく異なります。モチーフとなる植物等を観察しながら、真っ新な布に直接ステッチし、完成した作品を元に図案を起こすそうです。そんな彼女の最新図案集を今月はセレクトしました。

いつも同じような白い布へのステッチはおしまい!
さあ、色を奏でましょう!

MARIE-THERESE SAINT-AUBIN(​マリ・テレーズ サン・オバン)さんファンにとって待望の新刊は、このフレーズで始まります。

以下はマリ・テレーズさんによる序文

『虹色で刺繍遊び』

これは、本書を出版するにあたって、刺繍をしていた時の私の精神状態を表した言葉です。

ビビッドカラーや濃い色、それから、いつも通り自然な色の土台布や刺繍糸を用いて、
それらの布は、極薄だったり、透明だったり、逆に、とても荒い目で厚かったり、
糸は、刺繍用の糸の枠を超えて、編み物用の毛糸も使用しました。

それは、私にとって、新たな経験でした。そして、今までと違う視点で作業しました。

刺繍を遊ぶ、豊かにする、自由にする世界へようこそ。さあ、ご一緒に。」


50もの図案は、自然界の動植物をモチーフに大きく<静>と<動>の2項目に分けられて紹介されております。

<静>の図案例
・クジャクの羽に浮かびあがる目
・蝶
・パンジー
・藤の花
・オウム
・蟻


<動>の図案例
・蘭の花
・カタツムリ
・シオン
・バラ
・紫陽花
・林檎の花


図案:カラー/シンボル
刺繍糸:フランス高級絹糸AU VER A SOIEのSoie d’AlgerもしくはSoie Surfine/DMC
*DMC刺繍糸番号はほぼ全ての図案に掲載されています。

大きなデザインの図案3点に関しては、別途、80×60cmの用紙に印刷され、末尾に貼り付けられた封筒に収まっています。
絶版となった図案集から、ほんの一部のデザインが掲載されているように思います。

私は、本書をめくっていて、とりわけ、蟻のページににドキッとしました!

著者について:
刺繍界屈指のテキスタイルアーティスト。
輪郭をさっととらえたデザインに、大事に大事に色を置くスタイルは、他の作家にはない彼女独自のもの。

ページ数:120
出版社名:LTA
著者名:Marie-Thérèse Saint-Aubin
言語:フランス語

お客様レビュー

ずっと気になっていた画集のような素敵な図案集…どの作品も美しく、絵画のようです。

はじめてマリー・テレーズさんの本を購入しました。

独特の世界観の作品が素敵でした。

大きな本なので画集のように見ているだけでも楽しめました。

マリ・テレーズさんの図案本が購入出来てとても嬉しいです。藤の花が刺したいです。

花と生き物のチャートが載っています。個人的には花をステッチしたいです。藤や薔薇などのチャートが、いかにもという感じで独自の世界観があり、とてもきれいです。カラー布が使用されていますが、自分でカラーアレンジしても良さそうです。消え入りそうな色合いが美しいです。念願叶って手に入れました。

見るだけでも大満足な1冊でした。表紙にある色鮮やかなリネンに紫陽花が斬新で、挑戦してみたいです。ただ1over1にはまだ挑戦したことがないので、まずは小さなモチーフを刺してみようと思います。

ダメもとで注文致しました。そして100%の確率で探して送って下さるマガジンマート様には、本当に感謝しており、こちらの本は究極にステッチの数を減らしてなお絵画のような美しさ!本当に画集をながめてるような洗礼された上品な美しい作品がたくさん載っています。眺めるだけでも充分買ってよかったですが、実際にステッチすればどれほど素敵なのか、小さな作品からステッチしたいと思います。

年末の整理整頓でまたこの本を出して眺めたので、レビューしました。

マリ・テレーズさんの本は殆ど絶版となり、なかなか入手できないなか、この新刊のことを知り、すぐに注文しました。花だけでなく、昆虫類や鳥などもあり、糸や生地もカラフルで、さすがマリ・テレーズさん!素晴らしいです!

マリー・テレーズさんの究極のステッチ数に惚れ惚れします。

孔雀の羽が一番好きです。でも、お花や虫、どれも素晴らしいです。

生地そのものがカラフルなところも新鮮です。

手持ちの布は白かオフホワイト、ベージュくらいなので、生地の調達から始めねば!

マリ・テレーズさんのお花が好きで、この度は表紙のアジサイに一目惚れしました。

虹色にこだわったというだけあって、色彩に溢れた内容になっています。

表紙のアジサイも薄紫色の布地に刺せば、6月のカレンダーに出てきそうな柔らかな風合いになりそうです。

他にも水色の布にピンクの桜というのがあり、優しい雰囲気でお気に入りです。

白以外の布地に刺してみたいなとくすぐられる一冊でした。

待ち焦がれていた、マリーさんの本。なかなか書籍が絶版だったりと手入れるのが難しかったんですが、今回新刊で出ると知って、すぐに注文しました。過去の作品ばかりらしいですが、花、昆虫類、鳥と見ているだけで、素晴らしいです。

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