[★今月の一冊（6月）★]
今月は、「De fil en aiguille」をじっくり眺める日々の中で再発見した作家さんの書籍を選ばせて頂きました！天候不順が続く中、バラが見事に咲き誇る季節がやってきました。嬉しいですね。バラの、いろいろな表情を繊細に描いたMarie-Therese Saint-Aubinさんの図案はクロスステッチを強調しすぎない大人な雰囲気です。梅雨に突入する前の、今を十分楽しみたいものです。
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Marie-Thereseさんの「LES PIVOINES DE MARIE-THERESE SAINT AUBIN」＆「NARCISSES AU POINT DE CROIX 」に続く「薔薇」をテーマにした作品集がMarabout社から、秋の終わりに発売されました。

書籍のタイプは、前作と同様です。
とても大きなサイズ（42×30㎝）のこちらの本、
絵描きさんが作品を納めるようなポシェットに14枚のカードが入っております。

*11枚---表:完成作品のポスターのような写真　裏:図案
*3枚---各作品の細かな説明　

「何年かかけて、ようやくアイデアが形になった作品集です。
色々な世界で取り上げられることが多い気高いバラ・・・。
そんな誇り高い植物ですが、私も感情たっぷりに描き、その後、クロスステッチで表現しました。

バラが咲き誇る小道を歩くたびに感じる喜び、しかし、図案にするときにはとても頭を悩ませたものです・・・。
一仕事終わったので、また、香漂うバラの小道を歩くことにします。」著者より

ピエール・ドゥ・ロンサール、カルメン、マルメゾンの思い出といった11種類の柔らかなバラが、
皆さんのお宅にも咲き誇りますように。


Marie-Therese Saint Aubin著 Marabout社 2010年10月発行　フランス語